きたやさい百科 北海道の大地と空気と水が育んだ「きたやさい」。土から伸びるその姿や旬、産地、選び方など、全てがつまったWEBサイト版「きたやさい」の百科事典です。

北海道の野菜情報がいっぱい きたやさい百科

ばれいしょ[男爵薯] potato

北海道産の中で、最も長い歴史と知名度を誇るブランドポテトです。1908(明治41)年、函館の川田龍吉男爵がイギリスから種いもを購入し広がったのがはじまり。その川田男爵にちなみ名付けられました。1928(昭和3)年にメークインとともに優良品種になり、現在は生食用ばれいしょ生産高の6割を占めています。デンプン価は14〜16%、粉質系でホクホクした食感が特徴。粉ふきいも、ベークドポテト、コロッケ、マッシュポテトなどに向いています。

  • ◎北海道産 北海道は、全国生産の7割以上を占めるポテト王国。昼夜の大きな温度差が味と質の決め手。
  • ◎旬の時期 栽培時期は5月縲鰀8月、旬は9月縲鰀12月。主な産地は十勝、網走地域に多い。
  • ◎保存方法 光の当たらない暗くて低温の場所に保管。マンションの場合は冷蔵庫の野菜室へ。
  • ◎運び方 皮にしわや傷がなく、しっかりした重量感があるもの。

出荷時期

※ 帯の色が薄くなっている時期は出荷量が少なく、北海道外には出回っていない場合があります。
※ 出荷時期は天候によってずれる場合があります。

ばれいしょの種類
●とうや
1992年認定の優良品種。肉は鮮やかな黄色。皮をむいても変色しないので水にさらす必要がありません。
●マチルダ
1993年認定の優良品種。小粒でしっかり完熟しているので、丸ごと使うお料理にオススメです。
●インカのめざめ
原産地アンデスのいもを北海道の環境に合うよう改良。舌ざわりがとてもなめらかで、独特の風味が人気。
●レッドムーン
赤い皮と黄色い肉。煮くずれが少なく、さつまいものような色あいはサラダや煮物によく映えます。
  1. 豆知識1 緑のソラニンに注意 光に当たると緑色に変色して出る苦み。それがソラニン。芽に多く含まれるので、芽と緑の部分は取って使いましょう。
  2. 豆知識2 ばれいしょと、命名 漢字にすると馬鈴薯。形が馬につける鈴に似ていると、幕末の植物学者・小野蘭山が名付けたとか。
  3. 豆知識3 水から?熱湯から? 茹でる時は「水」から。いもがかぶるくらいの水に入れて茹でましょう。熱湯から茹でると茹で方にムラが出てしまいます。